ぶいぶいれぽーと

VRChatとかバーチャルっぽい話を書く個人ブログです。

僕とリアアリスの歩み

そろそろ語らねばなるまい……

僕とリアアリスのこれまでを……

承前:リアアリスって何?

mk22.booth.pm

  • VRChat向けアバターのひとつ。制作者は有坂みとさん。
  • 2020年に発売されて3年目を迎える長寿アバター。やや古株寄り。
  • 金髪ロングにでっかいうさみみリボンと、名前の通り「アリス」っぽい外観。そして小柄。
  • 発売から3年経つが熱狂的な愛好家が多い。
  • リアアリス怪文書部」なる独特すぎるファン活動がある。

そんな感じのアバターに手を出して半年ほどになります。結論から言えば、これまで触れてきたアバターの中でもトップクラスに触り続けています。

その遍歴をですね、書こうと思うわけです。

止めないでください。必要なことなのだから……

0. リアアリス怪文書美術館

リアアリス怪文書美術館というワールドがVRChatにあります。どういうこと? まぁ落ち着いて。順番に話しましょう。そこは「リアアリス怪文書」が展示されている美術館です。

こんな感じの、写真と文章を組み合わせてリアアリスへの愛を発信する、素敵な表現と思いが集まる場所です。展示数は普通に20~30点を超えていたような印象です。美術館としてのつくりもむちゃくちゃしっかりしてるので、普通にオススメのワールドです。

オープン当初、並々ならぬなにかを感じて僕も訪れました。あふれる愛を前に「すごい……!」と驚きました。素朴に感動していましたね。そして、順路の最後にリアアリスのサンプルペデスタルが置いてあったので、試してみたんですよ。

「"これ"か」と。びっくりするほど、このアバターのなにが魅力が、つま先からじっくりと伝わったことをおぼえています。アバターとは自分の身体。やはり一度身にまとってみないと、アバターの魅力は理解しきれないのだなと、このときに知った次第です。

1. ベース改変

というわけで美術館帰りにリアアリスを購入し、その後アップロードしました。自分のパーソナル要素である「水色の髪」「金色の瞳」「サングラス」だけは取り込んだシンプルな改変です。

まぁかわいい。そして手癖を盛り込むとどんなアバターでも"自分"として認識できる。ちなみに初めて持ち出したのはモスバーガーの取材案件の場でした。月面だったし、うさぎでいくしかないだろうと……

■お借りしたもの

2. お嬢様学校

平服(アバター:メリノ)

とはいえ、リアアリスの基礎イメージは「ちっちゃくてかわいい」であり、あまり当時の自分にマッチしていたかというとそうでもない。「うさんくせえメリノ」があまりに普段着として定着していたので、「着るとしてもよそ行きかな」と考えてしまい、なかなか改変に手を出せませんでした

しかし、ある日ふと気づいたんです。「じゃあいっそよそ行きのコスプレ感覚で改変すりゃいいじゃん」と。平服があるなら晴れ着もあっていい。逆転の発想です。

この天啓が降りてきたとほぼ同時に、ひとつのイメージも飛来しました――そう、「お嬢様学校の生徒」です。

――完璧でした。散らばった千年パズルが組み上がり、ファラオの記憶が蘇るような、そんなぴったり具合。

誰もが願ったことがあると思います。「お嬢様学校に通いたい」と。そんな願望がピタリと叶いました。

そして、自分の中で「組み上げていきたいリアアリス像」が生み出された起点でもありました。以後、僕のリアアリス改変はこの構成を軸にして展開していきます。

■お借りしたもの

3. スク水

お嬢様学校に入学したのだから、スク水も着なければウソになりますよね。

2022年12月31日午前2時、フレンド撮影

いちおう「2. お嬢様学校」にRadialIneventoryで組み込み、着替えられるようにしたのですが、VCC以前に組み込んだものなので要メンテです。

■お借りしたもの

4. チャイナ

やっぱチャイナって着たいじゃないですか(自己紹介)。カリンちゃんでも着ていたかぷちやチャイナ服を着せました。まぁ~~~「中華街のお嬢様」になりますよね。求めていたヴィジョンがそこにあります。

とはいえベースは「チャイナメイド」なので、いつでもチャイナメイドになれるように仕込んであります。これも古いRadialIneventory製なので、いずれメンテしないと……とは思ってます。

■お借りしたもの

5. 妖精騎士

一通りの初動を終えて、次はどうしようかと思ってた矢先、「ヴァルキリープリンセス」というすばらしいお衣装が眼前に現れました。即断即決。妖精騎士となって救国の旅を始めました。

ファンタジーな改変はそれ自体がフォトジェニックなもの。ちょうどこの時は武器アセットも数多く見つけてしまい、可能な限り装備させています。武器を持てばブンドドがしたい。フレームアームズ・ガールやアサルトリリィを触ってきた身にとって、これはもう避けられない習性です。

■お借りしたもの

6. 脳筋騎士

「ヴァルキリープリンセス」を使ってもう一つ、「脳筋騎士」というやつも作りたかったので改変しました。巨大斧と巨大ハンマーの二刀流。無論それぞれ片手で振るいます。いいよね……こういうの……

www.youtube.com

(イメージの源流)

■お借りしたもの

7. 日本刀セーラー

ある日、日本刀を抜刀したくなったんですよ。現実では厳しいけど、VRChatならいつでもOK。こういう自由さがVRChatのよさです。

というわけで「持ちてェ~!」と思った刀と、「かわいい~!」と思ったセーラー服をシンプルに組み合わせました。抜刀バトルギミックのテストも兼ねたやつだったのですが、なんでしょうね、セーラーと日本刀の相性の良さをなんか感じた次第です。ちなみにこの姿が初めてリアアリスの社交場に行ったすがただったりします。

■お借りしたもの

8. 華ロリ(武装

華ロリ、あるとうれしいですよね。僕もたまたま一着見つけて、うれしさのあまり買ってしまったんです。そして着てみたらなおうれしい。ただしPBすごい多いので人前で着るのはちょっと勇気がいる。

そしてなぜか途中で「単騎で無数の兵力を瞬殺する財閥の改造人間系令嬢」という意味不明なビジョンまで降りてきてしまったため、そのようにしました。いやこういうの好きなんです。みなさんはどうですか?

■お借りしたもの

9. メイド服

2023年時点の「メイド服」はポップカルチャーの文脈に位置し得るものだと思います。なのでこのときのメイド服はポップなカラーに仕上げました。黄色とピンクの組み合わせはキュート。

そして、ちびっ子にこんなパステルカラーのメイド服を着せたら、ランドセルを背負わせなきゃウソになりますよね。当然そのようにしました。結果、ゼロ年代ラノベの表紙じゃん」と指摘されるルックスになりました。

■お借りしたもの

10. クリスマス

「フレンドがクリスマス改変をこしらえていた」――それだけで、クリスマス改変を準備するには十分な理由になります。見かけて2日後には用意したクリスマス仕様リアアリスです。

ただ、シンプルにクリスマス仕様にするのもなんか物足りなかったので、たまたま同じ時期に発売されていた火炎放射器も仕込みました。冬ですからね。あたたかいことに越したことはない。

■お借りしたもの

11. テーマパーク向きのおしゃれ(?)

2023年1月。きたる「SANRIO Virtual Festival 2023」に向かうにあたり、「ピューロランドにふさわしいガール」にならねばという使命感が湧きました。なので、そのようにしました。

今回は小物も色々とりそろえるというテーマがありました。この時点ではかばんやチョーカー、ネイル程度ですが、その有無だけでもなかなかに印象が変わることを実感しました。細部にこそ神は宿る。指先までこだわってこそアバターの存在強度が引き上がる。

ちなみにこの量産コーデがはたしてテーマパークに赴く女子の装いかどうかは不透明です。が、このすがたで行くのが一番かわいいと思ったので、ぽこピーランドへ行くときにも流用しました。自分がいいと思えばそれでいいのです。

■お借りしたもの

12. にゃんにゃんアイドル

ある日、アイドルにね、なりたかったんです。これはもう普遍的な欲求なので、みなさんもご理解いただけると思います。なにせかわいいんですよこの服……ちべたろーちゃんが着てるやつなんですけど、かわいいんですよ……

自分、『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』出演いけます。まかせてください。

ちなみに真面目な話も添えると、この時期から「非対応衣装を着せる」というチャレンジに手を染めました。ただしUnity上での強引な合わせですが。

■お借りしたもの

13. クラブに行けそうな服

「SANRIO Virtual Festival 2023」の「B5 ALT3」に「11. テーマパーク向きのおしゃれ(?)」で赴いたのですが、量産コーデのちびっ子がALT3にいるのがなかなかミスマッチだったので、クラブにいてもそんな問題なさそうなお衣装がほしくなりました。ここから髪型もたまに変えるようになります。

フード付きのオーバーパーカーに、キャップ、スニーカー。でも内側にはガーリーなシャツ。ストリートにも立てそうだけど、かわいさは忘れずに。そんな感じのわがままコーデです。

そしてこの時期、おしゃれアイテムとしての「おしゃぶり」が流行し出したので、せっかくなので装着しました。かわいらしさもありつつ、顔面がキュッとまとまるアクセサリーですね。

ちなみに、多人数イベントへ行くことを想定しているので、パフォーマンスランクはMediumまで詰めています。この改変以降、できる限りメッシュ統合などはするようになりました。これもおしゃれのひとつと心得て。

■お借りしたもの

14. 白スク

白スク水を着たい。ごく自然な欲求かと思います。せっかくなので大きめなパーカーも用意して、体が冷えないようにしています。ちなみに写真では見えないのですが、白ニーハイもはいてます。これもごく自然な組み合わせかと思います。

ちなみに写真は日産の取材案件現場です。サスティナブルな暮らしにフィーチャーしたゲームワールドの取材ですよ。

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15. アルテミスセーラー

この時期から「あらかわいい~~~!!!」と反射的に買った衣装をそのまま着せるタイプの改変が増えます。まずは圧倒的人気衣装のアルテミスセーラー。ほんとかわいいですよねこれ。説明不要の格がある。

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16. 黒ドレス

まぁお嬢様なので(?)、フォーマルなドレスとかあるとよさそうだなと思ったんですよね。黒一色の瀟洒なミニドレスです。もうちょい細かいところをデコってあげると、おめかし感が出そうだなと写真を整理していて感じたり。

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17. ぱじゃま

ぴえん

やみかわっぽいパジャマ。きゃわ……普通にセーラーなデザインもかわいく、組み合わせ次第では部屋着じゃないお洋服になりそうなふいんき

リアアリスははだしもかわいいですね。ちなみにVritualLens2も組み込みながら無理やりPoorぐらいにまとめた記憶があります。

■お借りしたもの

18. チャイナ服(オリジナル寄り)

ふと、リアアリス最大の特徴であるうさみみリボンが恋しくなりました。それと同時に、「平服寄りのリアアリス」もそろそろ用意したいと思い、リボン付きのデフォルト髪型にチャイナを着せました。だいぶ己としてしっくりくる。

いつものリアアリスとツーショ(レイヤー分けモードで撮ったやつを合成しただけ)。いつものリアアリスがアイドルなら、こちらは担当Pっぽい雰囲気でたたずんでいます。実際、担当アイドルみたいな感じなんですよね。

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19. ととちゃん服

もう反射的に買ってしまうわけですよこういうお洋服。そういうのが似合う髪型でもありますからね。

これもお洋服だけ着せてるパターンなのですが、おでかけ用のポーチとか提げてあげるとよさそうだなと思ったり。おめかけ用のおめかし。ネイルも入れたげたいですねぇ。

■お借りしたもの

20. うさぎなメイド服

うさぎ要素がほしいと思って選んだ一着。ここまでくると甘ロリのカテゴリに入りそうなデザインではあります。

ゆめかわ~な色合い。ちょっとファンシーすぎるので着ていく先があまりないのが悩み。個人的にはメイド服はハレの服の最たるものだと認識しているからかも。

■お借りしたもの

21. PUELLA

大人気衣装なEXTENTIONのPUELLA。ほかアバターに着せて撮影まで回したものの、リアアリスには非対応です。でもどうしても着たい。ならば、無理に合わせるほかあるまい……

というわけでMeshDeleterも使って強引に着ました。まぁ~いまのところ文句なし。やっぱかわいい。とはいえ、できればもうちょいスマートに着せてあげたいところです。

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22. 夢展望

ある日、「VRoidの衣装って実は着れるんスよ」という話を耳にしました。そしてちょうど、「夢展望」という実在ブランドがVRoid向けスキンを用意してるという、興味深いトピックを知りました。じゃあやってみようじゃないのさ。リアアリスとは度胸でもあるのだから。

衣装合わせはやや大変。「VRoid Studio」側の素体調整がいちばん手間な印象です。とはいえ、一回設定できればパラメーターは使い回せるような感触もあり、なにより選べるお洋服の幅が広がるのでマスターしたいなぁと思った次第です。

まぁ横着してUnityで強引に調整したんですけどね。ちなみにMeshDeleterの消込指定を見誤って、胸元がややスケルトンになってます。そのうち直したい……

■お借りしたもの

23. "浅田カズラ"

20以上のリアアリス改変に取り組み、だいぶリアアリスが体になじんできたある日、「そろそろ"普段の浅田カズラ"にリアアリスを寄せられないか?」という思いが芽生えました。一度やってみようじゃないか。というわけで"平服"に寄せたリアアリスの再構築に挑戦してみました。

その結果がこれ。思ってた以上に"浅田カズラ"のパブリックイメージが生み出せてしまいました。やっぱ髪型とグラサンが主要素なんすね

想像以上に目的を達成できたと同時に、この方面の、すなわち"かわいさ"からだいぶ外れたリアアリス像を生み出せたという手応えもありました。「これは果たしてリアアリスなのか?」と問われるとなんとも言えないところですが、こういうリアアリスもある、というモデルケースの提示になれたら……いいな……

このすがた、自分でもだいぶおさまりがよかったので、最近プライベートではもっぱらこのすがたでいます(取材案件とかだとメリノになります)。ランクもMediumまで詰めてあるので、どんな場所でも行きやすいという副次的効果もあります。

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24. ゆめかわジャージ風

傑作・アルテミスセーラーを作ったショップさんの新作。エミッションも効いたポップなジャージっぽいお衣装です。これはフレンドの人に販売前のテスト版を見せてもらったことで「ほしい~!」となって買ったやつです。なにより数少ないリアアリス対応に感謝の念を捧げたく……

色の組み合わせも自由にできるのもいい感じ。自分はなんだかんだゆめかわカラーが好きなので、今回もそのようにしています。

■お借りしたもの

25. はるいろ制服

「IRODORI Clothing」のお衣装。こういうキラキラな制服風のお衣装はいくらあってもいいのです。カラーはピンクのやつ。ピンク色はいくらあってもいいのです。

お洋服にプラスしてエミッションがまばゆい光の天使の羽も背負ってます。こういうワンポイントもまた、いくらあってもいいのです。ちなみにこれフルセット買ったのでまだ2着着せる必要があります。あとはるちゃん(アバター)もさわらねば……

■お借りしたもの

26. アイドル

なぜか大昔に買った、かぷちやアイドル衣装があったんです。たぶんVRChatハマりたてのころに買ったけど、誰に着せるか見当がつかずに眠ってた……のだと思います。まさかうさんくせえ方向に進むとは当時考えておらず……

というわけである日、思い切って取り出して着せた次第です。

自分、『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』出演いけます。まかせてください。

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27. chloma

でかめのアウターを探していたある日、野生の蚕が語りかけました。「でっかいアウター探してるんですか。これしかないですね!」

というわけで2023年5月、chlomaデビューを果たしました。自分には遠いブランドだと思ってたので(なぜならあまりにすごすぎるので……)意外だなと思いつつ、やっぱ「店頭で見て触る」という行為が重要なんだなと思い知った日でしたね。

感触はどうかといえば、「マジの最高」に尽きます。いやほんとにかっけえっす。

■お借りしたもの

28. FluffyLily

なっふな堂さんがべらぼうにかわいいお衣装を発表していて「よい~!!!!!」と叫んでいたら、まさかのリアアリス対応が告知されていました(ここまでタイトル)。

ただただ「ありがたい」という気持ちだけが胸を満たし、五体投地の姿勢をとりました。リアアリス対応、割と貴重なのでありがたいことです……

そして、よき衣装に小細工は必要なし。袖を通しただけで「あらかわいい」の輪唱が巻き起こりました。もっとおしゃれな街のワールドとかで撮影したげたいですわね。

■お借りしたもの

29. 魔法使い

そういえば魔法使いになったこと、ないなぁ~と思い、なりました。ふわふわな真っ白ドレスと三角帽子。あえて「魔女衣装」っていうお衣装ではないものを使って、白魔女っぽいルックスを作ってます。

杖も必須なので見繕うべく探してたのですが、ギミックバリバリなすばらしいものがあったので購入させていただきました。普段はレイピアだけど杖にもなるナイスな一品。魔法エフェクトまでついているといううれしいやつです。

■お借りしたもの

30. ビキニ

2023年・夏。僕の心には「水着、ならなきゃ」という使命感が湧いていました。スク水ではなく、白砂のビーチに似合うビキニ姿に、一度はならねば――

というわけで、着ました。ビキニ。僕もリアアリスでここまでの露出は初めてです。「こんな体型だったのか」というのは純粋に発見ですね。こんな機会じゃなきゃ拝むこともない。

撮影用と割り切って、VirtualLens2とライティングギミック、さらに視線固定ギミックまで入れたフル装備にしてあります。これらをフル活用して撮影するの、めちゃたのしいです。一人撮影会。

あと、なにげに表情調整も(リアアリスに対しては)はじめて行いました。デフォでは見られないリアアリスの表情、ちょっとドキッとしましたよね。

今年の夏、いけます。まかせてください。

■お借りしたもの

結びに:リアアリスとは、"可憐"そのものだ

本記事をここまで読んでいる人間は一人もいないと思うので、以下は僕が個人的に抱く、リアアリスのイメージと魅力について記そうと思います。

リアアリスのベースには、たぶん「不思議の国のアリス」が横たわっているように思います。しかし、デフォルトのリアアリスの姿は、ふわふわでロリータな姿ではありません。パーカーにオーバーオールのスカート、黒タイツとスニーカー、左腕のスマートウォッチと、その身なりはなかなかにアーバンでモダンです。目の形状もデフォルトではなかなかにシャープだったりします。

しかし、金髪のロングヘアとうさみみリボンに宿る「少女(アリス)性」は、そんな姿でも一ミリも減じていません。むしろ、洗練された都会感があるからこそ、無邪気な少女の可憐さがより一層際立っているように感じるんですよね。

浅田のリアアリス怪文書:最初の一作

僕がはじめてリアアリスになってみた時、抱いた第一印象は「かわいさが露骨すぎない」だったと記憶しています。あかるさますぎず、しかし隠すことはない。「凛とした可憐さ」をたしかに感じました。だからこそ、僕の最初の怪文書には、「可憐」と書いて「リアアリス」というルビを振りました。

浅田のリアアリス怪文書:「いる」

同時に、その姿は意外と「そのへんにいるかもしれない」と感じました。無論、こんな可憐な少女が現実にいることはないでしょう。しかし、街のどこかにいても不思議でないないそのたたずまいが、なんだかかっこいいんですよね。その凛としたありように、自分は惹かれているのだと思います。

そんなアバターを使い続けたことで、「かわいい姿」であることに対して、僕の中にあった抵抗感はだいぶ和らぎました。「かわいい」と本気で向き合うきっかけをくれた、大きすぎる存在。それが僕にとっての「リアアリス」なのかもしれません。

2022年12月31日午前4時半ごろ

おかげさまで(?)、僕がリアアリスでいるときは自然と動きが「かわいい」寄りになるらしく、カメラを向けられればポーズをかます心構えまで芽生えました。

2022年の大晦日の早朝にそれをかましたところ、大いにウケた人たちに連れられ、急遽撮影会が開かれる珍事が起きました。12月31日の午前2時から6時くらいまで「被写体になる」という人生初体験を得た次第です。

そう考えると、まるで不思議の国のような、異次元の体験へ連れて行ってくれた恩人、とも言えそうです。これが後の人生にどう彩りを添えるかはわかりませんが、あることに越したこともないでしょう。まだしばらくは、リアアリスとあてのない旅を続けていきたいところですね。

最後に

mk22.booth.pm

リアアリス、すばらしいアバターです。あなたもリアアリスになってみませんか?