ぶいぶいれぽーと

VRChatとかバーチャルっぽい話を書く個人ブログです。

大奇祭!「ぽかぽかファンタズム元年」ってなんなんだ!!!

そこの……おまえ……

もう助からないゾ❤

これはなに

VRChatワールド「ぽかぽかファンタズム元年」を紹介する記事です。きっと!!

本記事は、後述のクラウドファンディング実施にともない募集された「ファンタズムスキル」に応募したことで発生した、有償依頼記事となります。詳細はこちら

「ぽかぽかファンタズム元年」って???

世紀の奇祭。その最新会場。

真面目に説明すると、VR漫画家・リーチャ隊長と、VRクリエイター・タナベさんが主催する、総合コンテンツ展示イベントです。「送られてきたものはだいたいなんでも展示する」という男気あふれる姿勢ゆえに、毎回想像を絶するいろんなものが出展され、それをタナベさんが想像を絶するベクトルで作ったワールドに、想像を絶するベクトル配置されています。

www.moguravr.com

もともと、上記の二人が2020年に開催した「VR万物のファンタズム」が起源です。その後、2021年開催の「ファンタズムセブン」は「マツコ会議」にも登場して一躍話題に。これを機にVRChatを知ったり、始めたりした人もいたとか、いないとか。

そして2023年オープンの「ファンタズモール」を経て、今回は数えて第4弾。「やりやがった」「確実に寝込む」「コライダーある?」「YSSがテーマ曲???」などの温かい声援とともに、10月8日にオープンしました。

www.moguravr.com

ちなみに、以前「MoguLive」でリーチャ隊長にインタビューした際に、「ファンタズムはバーチャルマーケットのカウンターカルチャーですからね」というコメントをいただいたことがあります。ある程度の出展ハードルがある展示会に対して、なんでも出せる場を。そんな草の根から生まれた祝祭とも言えそうですね(ほんとうに?)。

vr-lifemagazine.com

そんなこんなで開壊を迎えた「ぽかぽかファンタズム元年」のテーマは、「令和のええじゃないか」。毎回そんな気もするけど、まぁそういうならそういうことです。

さらに今回は、アンバサダーのさんとコラボし、リアルグッズ発売も実施。さらに、クラウドファンディングをやったり、オープン初週は公式イベントを開いたりと、これまで以上に多角的な取り組みが展開されました。

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なお、クラウドファンディングを実施したら想定以上にお金が集まってしまい、いろんな人にお仕事を発注する「ファンタズムスキル」なんて動きも生まれたり。この記事も、「ファンタズムスキル」に応募したあと、「ファンタズム体験記事書いてください!」という有償依頼で書いているものです!

どんなワールドなの?

「救いはないが、頭の中カオスだけが 僕ら輝かせる唯一の希望で」――YSS『FANTA-IZM』より

ぶっちゃけると言語化無理だな」と思ったので、フォトレポート的に現地の写真を貼っていきます! 健康なときに見よう!!

ファンタジー

💡攻略班メモ:↑↑↓↓→→←←BA

~オープニング~

💡攻略班メモ:つづきは君の目でたしかめてくれ!

病院

ぶくろにしぐち

💡攻略班メモ:実はリスポーン地点はこのエリアの入口。

ハリガネ劇場

💡攻略班メモ:振動と光に気をつけよう!

Thats a thank you world

雑居ビル

💡攻略班メモ:入口がちょっとわかりにくい。本当に「ビルの裏手」から行けるぞ!

レンタルビデオ店

山笠

💡攻略班メモ:逃げろ!!!!!

和室

💡攻略班メモ:乗ってみな・・・飛ぶぜ

竜宮城

💡攻略班メモ:このエリア全体は「バーチャルマーケット」が入稿した「バーチャルマーケット」のデータらしい(?????)(初代会場と思われ)

天獄

💡攻略班メモ1:エリアBGMはCROWK feat. あいぽ from AMOKA『砂砂楼閣』だ!!!!!(?????)

💡攻略班メモ2:ライブ会場にもなるぞ!!

一週間ぶっ通しでイベント開催!

というような狂ったエリアが11個もある「ぽかぽかファンタズム元年」。もう見るだけでもおなかいっぱい! しかし、さらにおもしろいのは公開初週、7日間ぶっ通しで様々なイベントが開催されたということです。

めちゃめちゃ豪華なアーティストやパフォーマーを招いたイベントもあれば、見るからにネジが外れてそうなイベントまで。その一部は配信されており、現在もどんな様子だったか見ることができます。

www.youtube.com

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こうした取り組みは今回が初。なにより毎日やっていたというのが本当にすごいところで、新店舗オープン記念に毎日趣向を変えたパーティーを開いていたようなもの。恐るべきバイタリティですが、これもなんかフワッと生まれた企画らしい、という風のうわさも耳にしました。

現地に招待いただきました

ちなみに、筆者はイベントのひとつ「VRCTalents」にて、現地観客としてご招待いただきました(タナベさんありがとうございます!)

「VRCTalents」の内容はパフォーマーのショーケース。VRChatで活躍している様々なカラーのパフォーマーが集結し、日夜見せているその演目を見せるというものです。

パフォーマー」とはいっても、この広大なVRChatでは種類がむちゃむちゃ豊富です。ダンス、剣舞、お笑い、音楽といったジャンルはもちろん、フィジカルがすごい人、技術的にすごい人といった方向性まで多種多様。どう魅せ、どう表現するかが、ヘタすると現実のパフォーマー以上に幅広い。

そして、いずれもその技量に驚かされるものばかり! いつでもパフォーマンスの舞台が用意され得る、オンラインで三次元なソーシャル空間で研鑽を積んできた猛者たちだけあり、こういうイベントでも堂々と立っている実力があるのだな……と納得させられるなど。

そのうえで、「ここはファンタズムなので」と言わんばかりにはっちゃける人も多く、総じて「めっちゃすごくてめっちゃカオス」と表現できるイベントでした。マジで脳みそこわれちゃった!

このカオスこそ「住人の祝祭」なのだ(と、言えるかもしれない)

おわかりの通り、まともな相対は一切できない異様な光景が広がり続ける、VRChat屈指のすさまじいワールドです。こんなものがシリーズ化して4ワールドも野放しになっているってマジ? 残念ながらマジ。しかも由緒正しいイベントではあるぜ!

一方で、名状しがたいカオスでありながら、それこそがある意味で「VRChat」というものを表現しているのかな、と感じるところではあります。

筆者自身の所感でもあるのですが、VRChatはとてつもなく広大です。地球人口に遠く及ばないとはいえ、街がいくつか作れる人数はたぶんいる。だって文字通り「全世界」とつながっているのだもの。ゆえに属性も、ルーツも、思想も違う、たくさんの人たちが、思い思いのアバターと名前で、無数の世界を歩いていく……そんな場所です。

v-v-report.hatenablog.com

先日開催された「VARTISTs」は、そんな不思議な世界に住む人たちの一部を現実に連れてきたイベントです。ここに集まった人々は、ほんとうに"多様"そのものでした。パッと見、一言でくくれぬ人々を囲う、「VR」というキーワード。それも、各々の頭を数百グラムのデバイスで、すっぽりと囲う形で。

そんな世界なのだから、各々がなにかを自由に持ち込めば、カオスになるのはそりゃ当然。それを「ええじゃないか」のノリで集め、カオスそのままに組み上げる。そうしてできあがった会場を見て、訪問者はつぶやくわけです。「とんでもねえ場所に来ちゃったな」と――それ、VRChatに降り立ったときにも、口にしてません?

……という感じで、「万物のファンタズム」シリーズとは、意外とVRChatの原始的なコアが表現される「住人の祝祭」なんじゃないかなと、あらためて思った次第です。VRChatのすべてではないですが、"多く"がここにある。「いま、この世界になにがあるのか」を指し示す場所として、「ぽかぽかファンタズム元年」を見てみるのもおもしろいかもしれませんね。

まぁそんなこと考えてないかもしれないけど!! ええじゃないですか。「なにを見出すか」も自由なのが、きっと"ファンタズム"なのだから――

余談

僕も出展していました。バーチャルグラビアアイドル・日奈美あやの1stオフィシャルデジタル写真集『暑華』の表紙ポスターです。

日奈美あや 1stオフィシャルデジタル写真集『暑華』

日奈美あやちゃんにも会場に来てもらい、ポスターの前で記念撮影してもらいました。かわいいですね。

※日奈美あやについては、後日公開予定の記事「日奈美あやって何者? いま注目のバーチャルグラビアアイドルに電撃インタビュー!」にて紹介予定です。ご期待ください。

あと、ラスボスもいるんですよ。みなさん出会えましたか?

そして、11月4日にはHIKKYのオフィスで打ち上げが開かれるらしいです。HIKKYのさわえみかさんがきっかけで生まれちゃったイベントらしいですよ! 本当に大丈夫か???

「ぽかぽかファンタズム元年」アクセスはこちら

vrchat.com